電動アシスト自転車には要注意! ロコモティブシンドロームを引き起こします
2018/05/24
2017年の売れ筋商品の中に
【電動アシスト自転車】があります。
私も電動アシストが出始めた頃に
体験した事があるのですが、
本当に軽く漕ぐ事ができます。
坂道なんて軽々登っていきました。
平坦な道でもかなりのスピードで
漕ぐ事ができます。
すごく便利な物が世の中に出てきた
と、とても驚いています。
坂道ばかりの土地にすんでいたり、
筋力が弱い人には助けになるかも・・・
でも、便利すぎて問題
ということもあるのです。
近年問題になっている
ロコモ=ロコモティブシンドローム ってご存知ですか?
ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群といって、
「運動器の機能低下」のことです。
そのままにしておくと、自立度が下がり、
介護が必要となる状態です。
運動器の機能低下を防ぐには
「運動する」ことが大切なのですが、
運動しているつもりでも
出来ていない場合があるのです。
平地で電動アシスト自転車に乗っている場合
筋肉が落ちてしまいます。
毎日の通勤で30分自転車に乗っている場合
下半身に筋力があってもおかしくないのですが・・・
電動アシスト自転車で移動している人の筋肉量は
こんな結果になっています。
そこで、電動アシストを切ってもらうようにお願いしたのですが、
ご本人から電動を切ることは断られ、
アシストレベルを下げてもらう事になりました。
これが、一ヵ月後の結果です。
わずかに下半身の筋量が増えています(笑)
ですが、ほとんど変わっていませんね。
つまり、電動アシストがあると、
筋肉が働かなくなって
筋力が付きにくいようです。
あなたのロコモレベルの判断は、簡単にできますよ。
3つのテストを行ってロコモ度を診断します。
今回は、自宅でも出来そうなテストを紹介させていただきます。
【立ち上がりテスト】
「ねらい」下肢筋力の測定
決まった高さの台から、片脚もしくは両脚で立ち上がれるか
台は、10cm、20cm、30cm、40cmの4種類
1)4種類の台を用意します。
まずは、40cmの台から両腕を組んで腰掛けます。
両脚は、肩幅くらいに開けて、
床に対してスネの角度は70度くらい。
この姿勢から反動をつけずに立ち上がって
そのまま3秒保持できればオッケーです。
2)40cmの台から両脚で立てれば、
片脚でテストします。
(1)の姿勢に戻って、左右どちらかの脚を浮かせます。
この時、浮かせた方の脚は、軽く曲げます。
反動をつかずに立ち上がり、そのまま3秒保持します。
(日本整形外科学会 ロコモチャレンジより転記、抜粋)
※詳しくは、上記のページをご覧ください
ロコモの予防としては、自宅で出来る体操があります。
どこでもすぐに出来る体操としては、
【ゆっくりスクワット】があります。
《やり方》
椅子に座った状態から、30秒以上かけて
とにかくゆっくり立ちあがる。
この時に、膝が足首よりも前に出ないように注意する。
しっかりと立ち上がった後に
今度は、ゆっくりを座って行く。
この時は、胸を張ってお尻を突き出し
膝が足首より前に出ないように注意する。
椅子に座り込むときは、
「ドシン」とならないようにしてください。
トレーニングをしたとしても、
身体の中に栄養素が足りていないと
筋力アップは出来ません。
身体の中の栄養を調べるには、
特殊な検査が必要だと思っていませんか?
実は、健康診断などで渡してもらえる
血液検査の結果で分析する事ができるんです。
これは、普通のお医者さんでもわからないのです。
血液データ上は全て基準値内
という結果であっても、
病気になる人や症状が改善しない人がいます。
それは、基準値以外にも
注目すべき事があるからです。
みつわ鍼灸接骨院では、
血液データを基にして
あなたの健康状態をアドバイスすることができますので、
ご相談しに来てくださいね。
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