（一度投稿させていただいたのですが、
うまくリンクできませんでしたので、

再投稿させていただきます。）

5/6に捻挫をされたMさん（７０代後半）は、

３時間歩いた後に自宅で正座をしていて、

立ち上がる時に右足をひねってしまいました。

新舞踊を３０代からされていて、

毎日の稽古を欠かしたことがありません。

ケガをした日はそんなに痛くなくて、そのままで就寝。

翌日、立った時に足をついて歩くたびに激痛が出ていました。

腫れもひどくて、足を引きずって歩いていて、

患部をちょっと触っただけでも激痛です。

骨折の疑いは無かったので、捻挫です。

６月中旬に舞台で踊る事を約束した次の日の悲劇です。

どうしてレントゲンを撮らずに骨折の疑いがないのがわかったのか・・・。

骨折には、独特の兆候がいくつかあって、

それをちゃんと見極めると骨折が無い事がわかるんです。

実は、レントゲンに写らない骨折も多いんです。

スポーツを頑張ってやっていて足の甲が痛くなって、

整形外科に行ったら、その日は何も写ってなくて

「２週間後に来てね」と言われて行ったら、

「あ～、ここが疲労骨折してたね」

と言われた人があなたの周りにも居ると思います。

レントゲンに写らなくても、

骨折独特の兆候は必ず現れるので、

柔道整復師は骨折の疑いがあるかどうかを

判断することができるんです。

骨折の特徴や判断方法については、

改めてお伝えさせていただきますね。

Mさんが１ヶ月以内で踊れるようになるために、

ヒール付きキャストで固定しました。

これがヒール付きキャストです。

この固定をしたら、その日のうちに、

杖も無しで痛みなく歩いて帰る事が出来て、

自転車にも乗れています。

（ケガをした時の写真は撮れていないので、これは5/9の写真です）

こんな感じで、歩いていただいています。

ヒール付きキャストは、体重をかけて生活できるので、

筋力が落ちる事がなく、リハビリもスムーズに進むだけじゃなく、

傷めた靭帯の回復がめっちゃ早くなる、 

最強・最高の捻挫治療法です。

歩く時の痛みも無く、写真撮影をお願いしたら、

「顔も出していいわよ～。」と快く承諾していただき、

なんと、ポーズと笑顔までいただけました(笑)。

こんな風に窓を開けて、毎日患部の観察をして、

靭帯を早く修復するために毎日超音波を当てています。

自宅で出来る≪微弱電流≫を流せる器械【フィジオ・nano】を

当院からレンタルしていますので、夜通しケアができています。

なので、5/9の時点で、患部を押す痛みは半分以下になりました。

生憎翌日が日曜日でケアができないために用心のため、

月曜日にギプスを外して、リハビリを始めます。

Mさんの経過はまた追って報告させていただきますね。

骨折、脱臼、捻挫の専門家として、

責任を持って治療させていただきます。

※驚くほど早く痛みが取れる【フィジオ・ナノ】についてはこちらをご参照ください