昔、アメリカに巨万の富を蓄えた、
ホーレス・フレッチャーという人がいました。

 

お金は有り余っているものの、
体重は１００Kg近くもあり、
胃腸病、肝臓病、糖尿病、関節の痛み、こりなど、
病気をいくつもかかえていました。

 

アメリカだけでなく、ヨーロッパにも名医を訪ねて診てもらっても

いっこうによくならなかったので、医者との縁を切り、

とにかくよく噛んで食べることを実行しました。

 

一口を６０回以上噛んで食べると、
それまでの暴飲暴食がなくなり、
体重も７５Kｇくらいになったとき、
全ての病気が治っていたといいます。

 

唾液には、アミラーゼなどの消化液が含まれ、
さらに、唾液中のパーオキシダーゼは、
発がん物質を解毒する作用があることが
確かめられています。

 

それには、一口に３０回以上噛む必要があると言われています。

 

噛む癖がない人には、「しんどい」と感じるかもしれませんが
意識して噛む食事の４回目には
普通に３０回以上噛めるようになりますよ。