グレープフルーツに含まれるビタミンC

グレープフルーツに含まれるビタミンCは柑橘類の中でレモン、オレンジについで豊富です。

 

ビタミンCというと美容面での効能がクローズアップされることが多く、

「女性が喜ぶビタミンビタミン」という印象がありますが、抵抗力を高め、

風邪や感染症の予防に役立つほか、ストレスを和らげる、血中コレステロールを下げる、

血管を強くする、発がん物質の生成を抑えるといったはたらきがあります。

 

また、酸っぱさのもととなっているクエン酸とビタミンCの相互作用により、

激しいスポーツ後などの疲労を速やかに取り除きます。

 

さらに、心臓や筋肉の収縮を助け、糖代謝を促進するカリウムも含んでいるので、

アメリカでは「心臓にいい食品」であることを示す「ハートマーク」をつけて販売されています。

 

グレープフルーツを目にすると、自然と口の中に唾液が広がるものです。

胃液の分泌も促し、食欲増進や胃腸機能増強につながります。