マッサージって痛い方がよく効くと思っていませんか？

 

同じお金払うなら、強い方がいい

とか思っていると、大変な目に遭いますよ。

 

実は、痛いマッサージは逆効果で

後から余計に筋肉のコリが強くなるのです。

 

今回はその理由と、効果のあるマッサージの強さをお伝えします。

そもそも痛いマッサージは身体に良いのか？

 

という疑問について考えていきましょう。

 

「痛い」という反応について、水で例えてみます。

 

夏場は水浴びは冷たくて気持ち良いですが、

冷たすぎるドライアイスが肌に当たると

「痛い」という反応が出て

皮膚が壊れて水ぶくれが出てきます。

 

あったかいお風呂はとても気持ちが良いですが

熱湯が肌に当たると、痛くなって

やっぱり皮膚が壊れて、水ぶくれになります。

 

つまり「痛い」と言う反応は

体にとっての防御反応である

 

ということが、ご理解いただけると思います。

 

ですので痛いマッサージっていうのは

【もうこれ以上はやめて】

という危険を知らせるサインであります。

当院がオープンしたての頃通っていただいた　

70代女性 Tさん
​​​​　

 

当院に来るまでは接骨院で

毎日、痛いのを我慢して

強いマッサージを受けていたそうです。

 

施術後、自宅に帰ると

「はー、もう肩が凝ってきた。

　こんなんやったら接骨院に行かんほうが良かったわ。」

 

と愚痴を言いながらも

結局辛さが続くので毎日接骨院へ通って

強い治療を受けていました。

 

みつわ鍼灸接骨院の治療を受けたときに

ちょっと物足りなさを感じていたようですが

 

『体の奥のゴリゴリを取るなら

　私の言う通りにしてみて下さい。

　半年かかりますが、Tさんの体はかなり良くなり

　週一回で満足できるようになりますよ。』

 

という私の話で、Tさんは半信半疑で

みつわ鍼灸接骨院へ通ってくれるようになりました。

 

1ヵ月経った頃、ご主人が急にTさんへ質問します

夫：「お前、最近ちゃんと接骨院行ってんのか?」

T：「毎日、行ってるよ。なんで？」

夫：「お前は、治療に行った後いつも

　　こんなんやったら行かん方が良かったわ

　　と、ぼやいていたのに

　　最近全然ぼやきがないから

　　治療に行ってないかと思ったわ。」

 

そう夫に言われ、Tさんは

『そういえばそうやな』と思い

続けてもう1ヶ月、通うことにしたそうです。

 

2ヶ月が経った頃

またご主人から気付かされたことがありました。

 

「最近、お前が『あーしんど、あーしんど』って

　言わなくなったから、俺も気が楽やわ。」

 

Tさんは自宅で、立ったり座ったりする時に

『あーしんど、あーしんど』と言っていたようで

その言葉を聞かなくなくなったことが

ご主人はとても嬉しかったんですね。

 

その話を聞いたTさんはそのまま続けて通うことになり

 

3ヶ月が過ぎた頃には毎日来ないといけなかった凝り感が

2日に一回になり、3日に一回でもコリを感じにくくなりました。

 

5ヶ月過ぎた頃には週2回でも

全然しんどくなく生活できるようになっていて

ついに、週１回で元気に過ごせるようになりました。

 

元々、ゴリゴリのマッサージを受けていたTさんが周りの人に

「そんな痛いマッサージ受けてたらあかんでー」

と周りの人に伝えてくれるようになってくれました。

 

その時に、「今は週一回しか行ってへんねん」

て言っても、信じてもらえなかったそうです。

 

このようにちょうどいい刺激のマッサージをすることで

10年以上困っていた

しつこい筋肉のコリやだるさが解消した

というお話でした。