【めまい】の意外な原因
2021/10/08
季節の変わり目の良く起きる症状として
・肩こり
・腰痛
・ギックリ腰
・寝違え
・食欲不振
そして
・めまい
今回は、「めまい」の意外な原因について
解説とセルフケアをお伝えしていきます。
めまいの分類と一般的な原因
めまいはいくつかの分類に分かれています
●回転性めまい
天井や壁、自分自身がぐるぐると回っているような感じ
極端な場合は、立っているのか寝ているのかわからなくなります。
原因:脳幹・小脳の異常、耳の奥の異常、
「急に立つ」など 頭への血の流れが一時的に悪くなる
●浮動性めまい
足元がふわふわする、足が地につかない、ぼーっとしてフラつくなどの感覚です。
原因:脳の出血、脳梗塞、耳の奥の異常・炎症
●中間型めまい
回転性・浮動性の中間、もしくは、どちらか判定できない時
●眼前暗黒感
目の前がスーッと暗くなったり、真っ白になると同時に、意識が遠のく感じ
原因:低血圧、起立性調整障害、心臓の異常、自律神経の乱れ、睡眠不足、水分不足
このように、めまいは脳や耳の奥に異常がある場合が多いです。
ですので、病院で診断を受ける方が多いのですが、
検査で原因不明だったり、治療しても変化がなかったり、
中々改善しないめまいでお困りの方も多いです。
また、脳や耳に異常がなくても
めまいが起きることがあります。
めまいの意外な原因
その原因とは【筋肉】です。
筋肉の硬さを映像で判定する検査機器は
まだ開発されていないので、判断が難しいです。
筋肉が硬すぎたり、姿勢の悪さから
めまいが出ることがあるのです。
中でも一番は
「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」が重要です。
胸鎖乳突筋は、首の動き全てに関わる重要な筋肉です。
動き以外に、脳から直接枝が出ている神経が12本
そのうちの1本が直接、胸鎖乳突筋に伸びて
コントロールしています。
脳にストレスを感じたりするとこの筋肉が硬くなり
胸鎖乳突筋が硬くなると脳にストレスがかかります。
またこの筋肉をコントロールしている脳神経の一つ
副神経は、自律神経の副交感神経としての働きもあるので
身体の調整を無意識で調整している
自律神経にも大きな影響与えることがわかっています。
胸鎖乳突筋を自分で緩める
胸鎖乳突筋を緩める方法をご紹介します。
胸鎖乳突筋を緩めるときには強く揉みすぎると
気持ち悪くなりますので
優しくつまむようにしてあげて下さい。
軽く人差し指を曲げて
指の先から2番目の関節全体と
親指の腹でやさしく挟みます。
胸鎖乳突筋を緩める時は
必ず、寝転んだ姿勢でお願いします。
耳の裏側、頭の骨の下から
やさしく じわ~っと挟みながら
10~20秒をゆっくり数えます。
徐々に鎖骨の方へ降りていって
同じように挟んでいきます。
左右同時で行うと
下の方で「オエッ」となりますので
片方ずつしてくださいね。
お風呂上がりの寝る前にやるのが、効果的です。
2~3日続けてしても、何も変化ない場合は
すぐに当院へ相談にいらしてくださいね。
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みつわ鍼灸接骨院 大阪淡路院
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