サウナで、「ととのう」って何が整う?
2021/11/01
「サウナに入ると健康にいい」とよく聞きます。
サウナの入り方は
サウナに入る
水風呂に入る
外気浴して整える
の3つでワンクールと言われています。
この「整う」
と言うのは何が整うのか
本当に体にいいのか良いのか
ということを「日本サウナ学会」代表理事
加藤容崇先生の著書【サウナの教科書】
から調べていきます。
「ととのう」というのは
脳と身体の深い部分が、スッキリする感覚
サウナの効能として
●集中力アップ
●アイデアを発送しやすくなる
●睡眠をコントロール出来る
というのがあり、即効性が高いのです。
長期的には
●免疫バランス向上
●うつ病予防
●認知症リスク軽減
などの健康メリットが多くあります。
サウナに入ってゆっくりすると
自動的に「ととのう」のは、
人体にとって【非日常の危機的状況】だからです。
100℃近い超高温は、世界で一番熱い場所
熱くて、色々なことを考える余裕がなくなります。
自分の感覚に集中して、野性に目覚める感じです。
そして、冷水で身体を冷やすと
人体は驚いて生命の危機を感じます。
体内では、自律神経、心拍、血圧、
脳内ホルモンなどをコントロールして
持てる全ての力を総動員して
環境に適用しようとします。
外気浴を行う事によって
人体自身が、生命の危機を脱したと判断して
急速に「ととのって」いきます。
エネルギーの消費が止まり
動作が軽くなった脳がサクサク動き始め
肉体も軽くなり、血液が良く流れるので
腰痛や肩こりが改善します。
「サウナに入る」は、サウナ室にはいるだけではなく
サウナ室 → 水風呂 → 外気浴
の3つがそろって、体内に変化を起こす。
これが、「ととのう」カギになります。
サウナで「ととのう」入り方
「サウナ→水風呂→外気浴」が基本セット
これを3~4セット行います。
この1セット中に他の行動を入れるのはNGです。
====間違った入り方===
サウナ室に入る→
熱くて外気浴→
冷えたから湯船に浸かる→
水風呂に入る
==============
湯船につかったり、身体を洗ったりするのは、
セット間に行いましょう。
各セット間に、水分補給をしてください。
サウナに入ると
500~1000mlの水分が失われます
これに匹敵する量をこまめに摂りましょう。
水風呂→外気浴
の間は、出来るだけ速やかに行動することが大切です。
最終セットは
「サウナ→水風呂(10秒程度)→水シャワー」
という流れがおススメです。
皮膚表面だけをキュッと引き締めるイメージです。
オススメのサウナ室
ウェットサウナで
80~90℃のフィンランド式サウナが最強です。
ドライサウナは、温度は高いですが
皮膚や目が乾燥するため
快適さを感じにくいです。
また、深部体温を上げるには
ウェットサウナの方が早く上がります。
「気持ちがいいこと」が大前提なので
ドライでも、ウェットでも、自由に選んでください。
サウナに入る前に髪や身体を洗う
身を清めることは、
サウナ室や ととのい椅子 を
汚さないためのマナーですし
冬の場合は、最初に湯船で全身浴を2分程度温める
夏は、水シャワーで身体を冷やす
など、季節によって〝前処理゛をしておくと
サウナ室に入った時に
「気持ちいい」と感じやすいです。
ちょっと長くなりそうなので
と、分けて記事にしました。
順番に読んでいただけると嬉しいです。
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