漢方では肉には　「　胃腸のはたらきを補い、筋力を増し、排尿をうながし、

むくみをとる　」　はたらきがあるとしています。

また、赤身肉は体を温めて気を開くので、心身を元気にすると考えています。

栄養学的な観点からも肉が精神に好影響を及ぼすことが証明されています。

肉類などに含まれるアラキドン酸が脳内でβ-エタノールアミンと結合すると、

アナンダマイドという多幸感　・　陶酔感を催す物質に変化し、元気ややる気があふれます。

鶏肉の手羽先には美肌に欠かせないビタミンAやコラーゲンがたっぷり含まれています。

また、ササミは高タンパク、低脂肪で肉類の中で一番カロリーが低く、

ダイエットに最適です。

消化吸収がよく栄養成分が速やかにはたらくため、病人の滋養食として用いられてきました。