心身両面の「冷え」を改善します。【シソ】
2023/07/06
紫蘇(シソ)は、現代では脇役的存在ですが、
β-カロテン、ビタミンB1・B2・C、といったビタミン、
鉄、カルシウム、リンなどのミネラルを豊富に含むので
漢方では、主役級の存在として
薬の原料や薬膳料理に重用されてきました。
シソというと、あの独特の香りが思い浮かびます。
香り成分はペリルアルデヒドといい、
防腐作用を持つほか、
魚介類にあたったときには解毒作用を発揮します。
刺身のツマとしての利用法は、
シソの性質にぴったりと合致しているのです。
ペリルアルデヒドには、
発汗、利尿、鎮咳、去痰作用もあり、
風邪の薬にもなることがわかります。
さらに、その効能は身体面だけでなく精神面にもおよびます。
漢方ではシソは気の停滞を改善し、
精神を安定させる薬とされていて、
うつ病患者にはシソが主成分の
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)が処方されます。
現代日本人を悩ますうつ病は、
陰性体質の人ほどリスクが高い「冷え」の病。
陰性体質の人はシソを常用し、
心身の健康を維持しましょう
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