サウナ室は場所によって暑さが大きく異なります。

 

熱は高いところに集まるので

上へ行くほど暑くなります。

 

階段状になっているサウナ室の場合

1段あたり約10℃も異なります。

 

ヒーターが正面にあり、なおかつ最上段の席

が、最も熱い席です。

 

ロウリュができるサウナ室の場合は

ロウリュをすると湯気が上から横に流れるので

ストーブ横の上段の席が最も熱くなります。

 

慣れてくると、徐々に熱いところへ座るといいでしょう。

サウナ室では足を上げる方が良いです。

 

椅子に座るような形で、そのまま下の段に足をつく

この体制はベストではありません。

 

高いところに行くほど温度が高いので

椅子に座った体制の場合

頭に対して足元が温度が低くなります。

 

サウナ室ではできるだけ体の高低差をなくす

というのが正解で、

あぐらか体育座り（三角座り）がベストの座り方です。

時間で決めている人がいるかもしれませんが

体調や施設によって体の温まり方が異なるため

時間を目安にしていると結果にばらつきが生じます。

 

ですので、自分の状態を客観的に把握できる

脈拍を基準に判断するのが最も安全で有効です。

 

脈が正常時より2倍になったらサウナ室を出る

 

と良いでしょう。

 

通常の人の脈拍は1分間に約60回から100回です

ドラえもんの昔のテーマソング

「あんなこといいな、できたらいいな」

を歌のリズムで脈拍が100回になります。

 

ゆずの「夏色」だと一分間に120回のリズムです。

 

普段の脈拍を数えておくと比較しやすいです。

 

体感を目安にするのなら

顔や頭ではなく

 

背中の真ん中が温まったら

 

というのを基準にしてください。

 

これを1つの目安にしてサウナ室から出ましょう。

 

我慢大会のように、【限界まで入る】

というのは、様々な危険があるので

絶対にしてはいけません。