頭部の筋肉をほぐすことによる頭痛ケア
HEADACHE
身体の歪みやストレスが原因で頭部の筋肉が凝り固まり、慢性的な頭痛に悩まされる方も少なくありません。体調が悪くないのに頭痛が続く場合、原因が分からずそのままになってしまう方も多いため、全身の状態を確認したうえで、個々に合わせた歪みのケアをご提供します。一見関係がなさそうに思える頭痛と姿勢の歪みの関係性についてご説明し、再発防止や予防をアドバイスいたします。
危険な頭痛の兆候
・頭が中から割れそうに痛い
・バットで殴られたような衝撃があった
・鼻血が止まらない
・目の焦点が合っていない
・急にろれつが回らなくなった
・急に身体に力が入らなくなった
これらの症状は、脳で出血している恐れがあります。すぐに脳神経外科への受診をお勧めいたします。
こんなあなたは読み進めてください
・頭がぼーっとして、すっきりしない
・決まった時間に頭痛がする
・頭が痛くて集中できない
・突然くる頭痛に困っている
・頭が締め付けられるように痛い
・脈を打ったようにガンガン、ズキズキする
何かしようとするときに頭痛がしていると本当に困ります。
・気が散って集中できない
・やる気が起きない
・平常心で過ごせない
など、困ることばかりです。
ひどいときには、起きあがることができず、学校や仕事を休まないといけなくなります。痛みがひどくて心配になり、病院にいってMRIやCTで診察してもらった結果「異常はありません」といわれ、鎮痛剤を処方され、薬を飲んでみてもあまり効果を感じられないというあなたのお役に立つことが出来ます。
この図は、立った時の身体の重心=一番安定するポイントを表しています。
普通に立っていて、これらのポイントが一直線に並んでいたら「重心が整っている」状態です。頭は、ボーリングの玉くらい重たくて、その重たい玉を骨で支えています。重心が整っていたら、筋肉にも無駄な負担無く立つことが出来るのですが、少しでもずれてくると、頭の位置を支えるのに後頭部から首の筋肉がひっぱって支えています。
骨盤の位置がズレても、バランスをとるために背中の骨の位置が歪み、それによって首の骨も歪みます。そのため姿勢の歪みや姿勢の乱れから後頭部や首の筋肉が必要以上に硬くなって、筋肉の間を通っている血管や神経を圧迫します。それが、直接頭痛につながります。首周りから頭部分への筋肉を緩めてあげると頭痛が治りますが、また痛みが出てくるのは、骨の歪みがしっかり整っていないからです。位置がズレてしまうと、身体に負担がかかり、それを支えようと筋肉が一生懸命にはたらきます。
逆に言えば、姿勢を整えていけば筋肉の無駄な緊張が無くなって頭痛の原因が減ります。
「筋肉を緩める」
局所的に筋肉を緩めるなら「鍼灸」「酸素オイル」が有効です。首の筋肉は頭蓋骨付近だけでなく、肩甲骨周りからつながっているので、肩甲骨周りを緩めることも大切です。
「身体の歪みを整える」
局所的に緩むと一時的に症状が落ち着きます。姿勢が悪いとすぐに筋肉が硬くなってしまうので、根本を治すなら、身体の歪みを整えないといけません。この場合は、身体の中心である「骨盤矯正」や全身を整える「猫背矯正」があります。根本から治すなら、猫背矯正がベストです。
「内面のバランスを整える」
ストレスも大きな原因の一つです。こころの問題が筋肉の緊張につながりますし、血の巡りが悪くなる一因にもなります。
「自律神経の乱れやエネルギーの乱れ」
こころのバランスを整えることで内面からもアプローチしていきます。
・鍼灸
・猫背矯正
・エネルギー療法
・ヒプノセラピー で、調整が可能です。
鍼やお灸が苦手なあなたには、ストレッチと指圧だけで姿勢を改善できる「猫背矯正」をお勧めいたします。