こんなあなたは、読み進めてください
- 治療しているけど、治りが悪い
- 自分のケガがどの程度なのか知りたい
- 痛みがあるけど、練習したい
- とにかく早く治したい
- 痛くならない身体にしたい
膝のスポーツ障害で
小学生から高校生に多い
オスグット・シュラッター病。
一般的に「オスグット」とも呼ばれています。
膝のお皿の下で、スネの骨の部分が痛くなると
「オスグット・シュラッター病」と診断されることが多いですよね。
膝の下が腫れてきて本当に痛くて、
長期間に渡り悩む方が多いのが特徴です。
ひどい状態だと、
太ももの筋肉が引っ張りすぎて
スネの骨が剥がれてしまう
剥離骨折(はくりこっせつ)になってしまいます。
さすがにここまでひどくなると
症状が治るまで
スポーツを完全に休むのが一番早いです。
剥離骨折までしなくても
オスグット病は改善するのに時間がかかり、
私だけでなく多くの治療家の悩みの種でした。
今までの治療では
痛い部位だけにアプローチして
炎症を鎮めることに注目しておりました。
何名か同じ悩みを持つ治療家と知恵を出しあい
研究と臨床を重ねた結果、
早期に競技復帰することができるようになりました。
可能ならば、(5)までの段階で治療に来てくれれば
かなり短い期間で痛みは改善します。
あなたがそれ以上の段階で
激しい痛みに悩んでいたとしても
早く治る方法はあるのです。
身体の構造について
この模型は、棒とゴムの張力だけで作られて
支え合って立っている
「テンセグリティ構造」で作られています。
ヒトの体は、この模型のように
骨と筋肉で支え合っていて、
様々な方向に動きます。
その時に強い方向と弱い方向があって、
前後、左右は比較的強いのですが、
ねじれる方向にはとても弱いのです。
- 股関節の動きが悪くなる(内にねじれる)
- 太ももの筋肉バランスが崩れる(内側が硬い)
- ふくらはぎの筋肉バランスが崩れる(外側が硬い)
- 足関節の位置が悪くなる(足先が外を向く)
この、どれかが起きてしまっても
ねじれが生じてきます。
そのねじれ力が膝の位置に加わってしまうことが
オスグット病の大きな原因です。
なので、早く治すためには以下がポイントになります。
(1)局所の炎症を抑える
まずは、痛い場所へのケアが一番先です。
痛みが続くと「脳」が痛みを覚えてしまい、
治る時間が余計にかかってしまうので
局所への対処は重要になります。
(2)筋肉のバランスを整える
身体は、どんな方向からの負担がきても
キチンと支えられるように筋肉が引っ張り合っているので
硬い部分が出てくると、それが関節をねじってしまいます。
硬い筋肉は柔らかく、弱っている筋肉は鍛えていきます。
(3)股関節、足関節のゆがみを整える
膝関節自体は、「曲がる」「伸ばす」
という動きがメインになります。
細かく言えば、捻れも加わって動きます。
膝関節の上下にある
股関節と足関節の位置を整えないと、
膝にねじれが起きてしますのです。
逆に言えば、股関節・足関節を整えると
自然と膝のねじれが解消されていきます。
ねじれが解消されて
正しい位置に関節が戻ると
無理に釣り合っていた筋肉が
自然と緩んで柔らかくなります。
どちらかと言えば、
関連性の高い股関節が重要です。
オスグット病の症状が出てくるまでに
色々な体のバランスが崩れて
痛みに繋がってきます。
痛みを出しているのは
硬くなっている筋肉や靭帯ですが、
その原因となっているのは
体のゆがみからくる緩んでいる筋肉です。
硬い筋肉や靭帯だけに治療しても
早く治らないのは
本当の原因がそのままだからなのです。
ヒトの体は、「ねじれ」にとても弱く、
ねじれの頂点が膝にくることで
オスグットの痛みが出てきます。
股関節や太もものバランスの崩れ
足関節のゆがみ
これらが真犯人なのです。
オスグット、ジャンパー膝、シンスプリント、アキレス腱炎
などは、どこがねじれているかで
痛みの出る場所が変わってきます。
オスグットに関して言えば、
膝に頂点が来たねじれの力で
膝裏の小さい筋肉に負担がかかり
大きな痛みの原因なるのです。
となり、
たとえば、ゆがみを直す治療や
酸素オイル、テーピングなどは
自費扱いになります。
▲急に出てきた痛み
▲じっとしていても感じる
「ズキズキ」する激痛
これらは身体の炎症のサインです。
実は、
どんなに大きなケガであったとしても
炎症自体は
72時間=3日間で治まります。
しかし、
「炎症が引いた」
「痛みがマシになった」と
喜んでいるのも束の間…
間違った身体の使い方を修正しなければ
また、同じ症状で困る事になるのです。
慢性的な痛みに苦しむ人のほとんどが
その場しのぎのケアをするだけで、
本質的な改善ができていないまま
競技復帰しています。
どんなに才能のある選手でも
怪我に泣かされ
競技生活を棒にふることがあります。
当院の治療で
無意識に身についてしまった
身体の使い方を修正し、
- 痛める前よりも強い身体
- 痛める前よりも動ける身体
を作っていきませんか?
あなたの状態に合わせて
治療計画を練り、
治療を進めていきます。
心からスポーツを楽しめるように
一緒に頑張っていきましょう。
※スポーツをやっているお子さんをお持ちの
親御さんからのご相談もお気軽にどうぞ。