こんなあなたは読み進めてください
- 原因不明の症状に悩まされている
- とにかく体がだるい・重い
- 精神的に浮き沈みが激しく、しんどい
- 夜なかなか寝付けない、夜中に目が覚める
- 息苦しい、胸が締め付けられるような感覚
- 朝目覚めても、体を動かすまでに時間がかかる
原因不明で様々な症状が現れる『自律神経失調症』
辛いですよね。
私は、20年以上臨床に携わる中で
様々な症状を診させていただいております。
いつ頃からか、
身体がだるい・・・重い・・・
気分が沈みがち・・・
当院にも、そんな悩みを抱えて
多くの患者さまが通院されています。
私は、2015年より猫背矯正の専門家として
施術を提供しております。
そして、
メンタルケアの専門家でもあります。
姿勢改善を目的に通院されていた患者さんから
『体のだるさがマシになりました!』
『気分が晴れやかになりました!』
『夜がグッスリ眠れるようになりました!』
そんな声をたくさんいただいております。
もやもやした気持ちや体のだるさなど、
「ストレスが原因」と思い込んでいた症状が
『実は、猫背が原因だった!』
という、臨床ケースの多さに
私自身もビックリしています。
実は、
自律神経症状でお悩みの方の90%以上が
身体にゆがみがあって
姿勢が悪くなっていたのです。
実は、今から10年ほど前
まだ鍼灸接骨院で勤務していた頃
原因不明の胸の痛みに悩んでいました。
時間に関係なく襲ってくる
背中の痛みと胸を刺すような激烈な痛み
呼吸困難になる事も度々ありました。
病院で何度検査しても、異常なし
いつ症状が出るか分からないので
常に不安がつきまとう。
事務仕事も多く任されていましたので
一人で何時間も続けてパソコンと向き合っていて
その時の姿勢が悪くなっていることに
気がついていませんでした。
その時の私には、
- 症状を一時的に抑える薬を飲む
- 同僚に硬くなった背中の筋肉をほぐしてもらう
という選択肢しか持っていませんでした。
当時働いていた院は
ケガやスポーツ障害が専門でしたので
姿勢改善や自律神経に対する治療を知っている先生が
いなかったのです。
どちらも、一時しのぎにしかなりませんでした。
「自律神経を薬以外の治療で整えることが出来る」
当時は、
そんなことを夢にも思っていなかったのです。
自律神経失調症でお悩みの方は65万人以上
診断をうけていない潜在的な患者数を合わせると
600万人にも及ぶとされています。
このデータは、
現代が「過酷なストレス社会」であること、
そして、精神的・肉体的ストレスの正しい解消法が
認知されていない事を物語っています。
ストレス社会で生きていると
多くのトラブルが起きてきます。
しかし、自律神経失調症は
本当に『心だけ』の問題なのでしょうか?
実は、そうではありません。
『姿勢の問題』が
とても大きく関係しているのです。
なぜ当院の猫背矯正で通院されている方の
心まで楽になるのか?
それは、
自律神経失調症の改善には
『姿勢と心とエネルギー』
病院では診てもらえない
この3つのバランスが
大きく関わっているからなんです。
自律神経失調症でお悩みの方は、
①身体に歪みがあり、過度な緊張状態にある
②心が不安定な状態にある
③エネルギーに乱れがある
という共通点があります。
ですので、
自律神経失調症の改善には
この3つのポイントを好転させていくことが
重要になってくるわけです。
自律神経とは?
自律神経とは?
- 内臓の働き
- 血管の収縮・拡張
- 筋肉の働き
- 瞳孔、汗腺、唾液の分泌など
身体の様々なバランスを
無意識で維持してくれている
身体の要ともいえる神経です。
通常自律神経は、
相反する二つの神経が
バランスよく働きながら、
健康でいられるように身体を保っています。
◎交感神経:活動、緊張、ストレスを感じている時などに活性化
◎副交感神経:休息、修復、リラックスいている時などに活性化
多くの場合は、
交感神経優位の時は副交感神経が休み、
逆に副交感神経が優位の場合は交感神経が休んでいる。
「どちらかが働けば、どちらかは活動を弱める」
という優位性の法則があります。
この神経バランスは身体の至る所に作用して
交感神経優位の場合
⇒血管は収縮、心拍数は増加し、呼吸が浅くなる
筋肉に力が入った状態
副交感神経優位の場合
⇒血管は拡張、心拍数は減少し、呼吸が深くなる
筋肉の力が抜けた状態
このように2つの神経は
逆の作用を起こすのです。
しかし、完全にシーソー状態というわけではありません。
プロの運動選手や格闘家が「ゾーンに入る」
という時は、激しい運動をしていて興奮状態なのに
どこか冷静な判断が出来て、周りがしっかり見えています。
これは、交感神経が高まって、副交感神経も高まっている状態です。
逆に、活動的な交感神経が低下しているのに
リラックスする副交感神経も低下してしまっている場合は
「疲れているのに、休めない。」という状態になります。
交感神経と副交感神経
どちらかの活動が、高まりすぎても低すぎてもいけません。
どちらの神経が優位に働くか
どちらの神経に傾く事が多いのか
それによって、体内のバランスは大きく変化します。
では、この神経が乱れると
どのような問題が起こるでしょうか?
自律神経失調症とは?
症状としては・・・
○筋骨格系
ひどい肩こり、腰痛、頭痛、手足のシビレ、冷えなど
○内臓系
内臓の不調全般、便秘、下痢など
○婦人科系
生理痛、生理不順、不妊など
○メンタル系
焦燥感、不安感、怒りっぽい、気分の落ち込みなど
○不定愁訴
不眠、慢性疲労、動悸、息切れ、息苦しさ、めまい、
疲れやすい、光がまぶしく感じる、異常な発汗など
自律神経が乱れていると
比較的軽い症状から、かなり重い症状まで
様々なトラブルが起こりえます。
そして、自律神経の乱れが続くと、
次第に精神的な不調が表れはじめ、
”うつ病”へと移行していきます。
ですので、
軽度な症状であっても
シッカリ対処しておく事が大切です。
脳と身体の関係
ここで、脳や身体の反応について
知っておいてほしいことがあります。
読むとついつい笑ってしまう漫画を
わざと表情を出さずに読んでみてください。
そうすると、面白いはずの物語が
つまらなく感じてしまう。
意識的に笑いながらテレビを見ていると
段々と面白さがこみ上げてきて、
大笑いしてしまう。
という反応がおこります。
これは、人の表情が脳に及ぼす影響から起こります。
「楽しいから笑うのではない
笑うから楽しいのだ」
ウイリアム・ジェームス
という名言の通り
このことは脳科学で証明されています。
また、人の脳は
姿勢のよい状態では
ネガティブな事が考えられない
気分が落ち込まない
という仕組みになっています。
姿勢や表情など
外側から整える事で
脳内にいい影響をだせるのです。
猫背とは・・・
猫背は、姿勢の乱れから
身体に様々な悪影響を与えます。
一般的な解釈では「背中が丸くなっている」
というだけですが、
それだけではありません。
- 背中が丸くなっている
- 顔が前に突き出している
- 肩関節が前に移動している
このどれかひとつでも当てはまれば
「猫背」なのです。
また、骨盤の位置が悪くても
背骨全体がバランスを取ろうとして
猫背になってしまいます。
骨盤が、
前に傾いても後ろに傾いても
いいポジションから外れてしまうと
どちらも猫背になってしまいます。
猫背矯正専門家からみれば
日本人の8割以上は猫背になっていて
本人が自覚していない場合が多いです。
当院の「自律神経セラピー」では、
あなたの
身体と心の声を聴きながら
身体のゆがみを整える
自律神経の束の通り道である
頭、首、背中、骨盤の位置を整え
自律神経がスムーズに流れるようにします。
ストレッチを中心に筋肉に優しく刺激を与えて
バキバキしないソフトな施術で整えていきます。
身体の緊張を緩める
身体のゆがみが正しい位置に戻ってくると
硬くなっていた筋肉が自然とゆるんでいきます。
コリや緊張を緩めると
身体がゆるみます。
「からだ」がゆるむと「こころ」もゆるみます。
気持ちいいと感じる程度でやさしい刺激の
はり灸を合わせて行う事で
ツボの働きによる身体の反応で
自律神経の乱れがより整っていきます。
心の抑圧を解放する
自律神経失調症・うつの大きな原因のひとつ
心のストレスを解放に導きます。
必要に応じて、心理セラピーやワーク、
イメージを使ったセラピーなども取り入れます。
体内のエネルギーを整える
体内には様々なエネルギーが流れています
身体の不調とエネルギーの乱れとは密接な関係にあります。
高すぎたり低すぎたりという
バランスを崩してしまっている状態を整えていきます。
このように
様々な角度から調整を行うことで、
自律神経を整え
改善・回復のお手伝いをしていきます。
また、うつに関して、
3年間週一回のカウンセリングを受けていたクライアントさんに
姿勢改善治療を並行して受けてもらうと
その後、数回のカウンセリングで症状の改善が見られた
と、心の専門家である臨床心理士さんから
驚きの声をいただきました。
それも、その方だけでなく
姿勢矯正を並行されている方は
驚くべき早さで症状改善されているそうです。
自律神経失調症の改善には
まずは、姿勢の改善から行うことが
とても重要になってきます。
自律神経と姿勢はとても関係が深いです。
身体には恒常性といって
【元に戻ろうとする力】
が、働いています。
自律神経の乱れの改善には
すでに身についてしまっている悪い習慣
からだのクセ
ゆがみ、姿勢、身体の使い方
こころのクセ
感情の抑圧、考え方、思い込み
を、良い状態に書き換えて
新しく覚えこませる必要があります。
============
身体習慣は3か月
思考習慣は6カ月
この期間、継続することで
習慣が変わる
============
という話を、
あなたも聞いたことが
あるのではないでしょうか?
何年もかけて形づくられた
身体とこころのクセを
本質的に改善するのは
それ相応の期間がかかります。
また、
身体の細胞が生まれ変わる期間を
見てみても
筋肉:2~7ヶ月
肝臓:2ヶ月~1年
血液:100~120日
赤血球:3~4ヶ月
と、ある程度の時間を要します。
当院の自律神経セラピーでも
本質的な改善のために
まずは、
週1回のペースで
回数にして10回~15回の通院
を、目安にしてみてください。
これは、一つの目安なので
- 体質
- 生活習慣
- 猫背やゆがみの具合
によって
もっと長い期間をかけて
改善を目指していく場合もあれば、
短い場合もあります。
表面上に出てきている症状は
あくまでも結果でしかありません。
原因はもっと深い部分にあります。
本質的な改善を目指して
頑張りすぎずに、ゆったりと
あなたのペースで
進めていきましょう。