部位によって異なる作用 「ネギ」
2017/06/22
ネギは、タマネギ、ニラ、ニンニクと同じアリウム族の野菜です。
辛味成分のアリイン(アリル硫化物)の作用によって滋養強壮、体熱上昇、発汗、疲労回復、解毒、
鎮静、消炎などのはたらきがあります。
部位によって栄養成分が異なります。
ネギの白い部分を漢方では 「葱白(そうはく)」 といい、頭痛、鼻水、鼻づまりといった風邪の初期症状、
冷えによる腹痛に効果的な「薬」としています。
一方、緑色の葉の部分はβ-カロテン、B2・Cなどのビタミンやカルシウム、リン、マンガンなどの
ミネラルが豊富で、冬場の貴重なビタミン源となります。