【タラ】消化しやすく、低カロリーでヘルシー
2021/01/15
タラはタンパク質や脂質はそれほど多くないのですが、グルタミン酸やイノシン酸が豊富なので淡白ながら大変美味です。
また、ビタミン類やミネラル類なども、まんべんなく含んでいます。
比較的多いビタミンDは、カルシウムやリンの栄養吸収をよくして骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症の予防に不可欠な栄養素です。
主な効用は、がん、風邪、貧血、口内炎、口角炎、美肌です。
切り身なら、ふっくらとした身にはりがあり、断面に透明感があるものを選びましょう。
腹いっぱいに食べることを
「鱈腹食う」というのは
タラの性質からきています。
勢いあまって自分の子どもまで
食べることがあるそうです。
それほどの大食漢にもかかわらず、
タラは脂肪が極端に少なく
カロリーも低いのです。
目や皮膚を健康にするビタミンA、
カルシウムの吸収を促進し骨や歯を丈夫にするビタミンD、
老化や生活習慣病を予防するビタミンE
などの含有量が多いのです。
スケトウダラの卵巣が「タラコ」。
タラコを唐辛子などの調味料で漬けたのが「明太子」。
一方、マダラの精巣は「シラコ」。
タラコもシラコも生殖器なので強壮作用があります。
タラコにはタンパク質、ビタミンも含まれます。
とくにストレスへの抵抗力を高め、体を疲れにくくし、
善玉コレステロールを増やすパントテン酸が豊富です。
パントテン酸は「若さを保つビタミン」とも呼ばれています。